注連縄の素材は?

2011/12/19

伝統素材

注連縄(しめなわ)。

(c) こうじ画像素材 PIXTA


大体、正月飾りを連想する方が多いですよね?
カタチも地方によって色々です。
上の写真のようなものから、下の写真のようなカタチ。
ちなみにワタシの住む地域では、また違うカタチです。

(c) スムース画像素材 PIXTA

そろそろ全国的に新年の準備。
消防団や青年団など地域のコミュニティでは
地元神社などに奉納するしめ縄の準備が始まりました。

(以下記事 ケータイでは表示されません)
script_topilog,http://jss.afpbb.com/mbsv/sdata/medianewsdelivery/msnsankei/ameba/js/utf8/110126000/c85a1cf98ce5f2b7377d7624a10e21d4_1a7cd17aaef20547181c59cf7c07e966.js

神社さんのしめ縄、これもまたカタチは各々違いますが…
立派なものでは写真の出雲大社さんのものが有名ですね。


(c) kurumixストックフォト PIXTA
さて、これらの注連縄(しめなわ)、
素材は何で出来ているかご存知ですか?
多くはワラですね。神社さんなどでは麻のものもあります。
さらに言えば、お相撲さんの「横綱」。この綱も「しめ縄」。
白麻の綱をしめた姿、とても勇壮ですね。

大分の英雄双葉山さん


では、そんなワラや麻…簡単に手に入りますか?
多くの農村ではワラは刈り取りの際に細かく刻まれ
土に還されているんです。

昔ながらにはざ掛けして天日干ししているお米は
かえって珍しいくらいです。

(c) ponyobeiストックフォト PIXTA


だから、「わざわざ、機械で刈らずに残している」のが
実情のようですね。
また、麻はどんな種類であれ大麻栽培免許がないと栽培は出来ません。

そうなんです。
しめ縄を作ることすら難しい時代が来るのかもしれません。