西洋の絵画技法のひとつです。
ルネサンス期の壁画、天井画はほとんどがフレスコ画だといわれています。
それがどんなものか簡単に説明しますと
1.石灰モルタルを塗る
2.生乾きの時に、顔料を水で溶いたもので絵を描く
3.乾いたら出来上がり。
単純ですがかなり難しい技法なんです。
絵の具と違い、重ね塗りして修正できませんし、
下地の石灰モルタルの乾き具合に合わせて塗らねばなりません。
フレスコ画の下地に使われる石灰モルタルはすごく単純なもの。
未乾燥の石灰モルタルに顔料がのせられます。
で、石灰モルタルからは
石灰の主成分、カルシウムがたっぷり溶けた水が浮きます。
カルシウムが透明の結晶を作り、のせられた顔料を包み込むのです。
だから昔の絵画もキレイなまま残っているわけですね。
これが、絵の具だと?顔料を溶いた油やニカワなどが傷むと剥げてしまいます。
ちなみに古代からの贈り物、約2万年前の壁画、
アルタミラやラスコーの壁画は天然のフレスコ画といわれています。
鍾乳洞の石灰質の岩肌に描いた絵が
そのまま石灰分にコーティングされ、数万年保存されてきました。
我が国の古墳壁画が千年を越えて残されたのも同じ原理だそうですね。
石灰に古代のロマン、感じていただけたでしょうか?
というわけで以下記事。
スペインの洞窟、エルカスティーヨの洞窟壁画が
ネアンデルタール人が描いたものと??