2018年7月21日土曜日

大分で8月に古民家鑑定士講習が開催されます
このエントリーをはてなブックマークに追加

一般財団法人職業技能振興会主催の「古民家鑑定士」講習・試験が大分県で開催されます。



日時:8月18日 13時~
場所:中津商工会議所 2階研修室

古民家鑑定士について
古民家鑑定士とは、一般財団法人職業技能振興会により、古民家の評価をすることを目的に創設された資格です。
古民家鑑定士は、築50年以上の日本の住宅で使われていた伝統的な構法(伝統構法)並びに在来工法を理解し、そこに使用される伝統的な資材に精通し、古民家で培われた日本の気候風土に合った持続可能な住環境を次世代に継承していく為の知識と経験を兼ね備えなければいけません。
その為には、解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、その他の資材を建築分野において再活用するための専門的な知識を身につけ、持続可能な建築物の調査、再活用の提案を行う事を業とし、未来の子ども達に残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていく事です。それをユーザーに解りやすく伝える為に、古民家を調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。

詳しくはこちらへ
http://www.ominkapro.org/

2018年7月20日金曜日

湯は別府
このエントリーをはてなブックマークに追加

日本一のおんせん県。
おかげさまで大分県はおんせん県として一躍有名になりましたね。

そして大分の温泉といえばやはり別府温泉。

東の熱海、西の別府と謳われた我が国を代表する温泉地は、かつて新婚旅行のメッカでもありました。…ま、「メッカ」も古いコトバですよね。

というわけでおいでませ別府。おいでませ大分。
別府の写真をガサガサっと載せてみます。

そして「別府いいなぁ~」ですとか、「また別府に行きたいな~」と思った方…観て楽しい、浸かって嬉しい、食べて美味しい別府がアナタを待っています。

温泉ハイスタンダード!極楽地獄別府 http://www.gokuraku-jigoku-beppu.com/
観ればきっと別府に行きたくなりますよ。

地獄めぐり

2018年7月19日木曜日

明日から土用
このエントリーをはてなブックマークに追加

いよいよ明日から夏の「土用」です。

「夏の」なんです。実は土用は春夏秋冬にあるんです。そして土用とは立夏・立秋・立冬・立春の前の18日くらいの期間。ただ、一般的には夏の土用のことをいうことが多いようですね。

土用の期間のうち「丑の日」が土用の丑の日。
暑い夏を元気に過ごすために栄養満点のウナギを…食べたいですね。


2018年7月18日水曜日

住まいに「木」は欠かせない
このエントリーをはてなブックマークに追加



2011年7月14日、米科学誌サイエンスに掲載された、森林と二酸化炭素、気候についての研究論文によれば
もし明日にでも森林破壊を止めれば、既存の森林と再生森林を合わせて、化石燃料の使用によって排出されるCO2の半分を除去できる

1990~2007年に森林が、大気中で主に二酸化炭素の形で存在する炭素を、年間約24億トン吸収したと推定している。これは化石燃料によって1年間に排出される炭素の3分の1にあたるという。

過去10年間の年間CO2吸収量を気候帯別に見ると、緯度の高い寒帯の森林が18億トン、温帯の森林が29億トン、熱帯の森林が37億トンとなっている。しかし、熱帯の森林の破壊と再生も計算に入れると、熱帯林は事実上のカーボン・ニュートラルになっていた。

地球上で年間に石炭、石油、ガスの燃焼によって排出されるものの13%にあたる約11億トンの炭素を吸収する能力が、地球全体の森林にあることが分かった。
とのこと。

だからと言って私たちの暮らし、特に住まいには「木」は欠かせないモノですね?
しかし緑の破壊は出来るだけ最小限にとどめたい。
そんな考えから私達が参加しているのが「全国古民家再生協会」。

今、私たちの周りに建てられている住まいに使われている木材には多くの炭素が蓄えられています。解体される住宅からリユースできる木材を使えば、無駄な伐採は避けることが出来るわけです。

地球の未来のため。未来の子供たちのために  です。

2018年7月17日火曜日

塗り壁ワークショップのお手伝い
このエントリーをはてなブックマークに追加

でんでん協会では勉強会やセミナーのほか、塗り壁ワークショップのお手伝いなども行っています。


写真は北陸某所でのもの。使用する材料の選定と、材料を提供いただく協賛メーカーとの折衝、当日ワークショップの中で行う漆喰に関する座学を担当させていただきました。

10名ほどの大学生が参加。地元の左官様の指導のもと一心不乱に塗ってました。
午後の上塗り漆喰を塗るときには伸びやかに手早く出来るようになってきましたが…


残念ながら、まだまだ及第点を取れるような仕上りにはなりませんね。
「左官」の難しさ、偉大さ、そして素晴らしさを体感いただける良い機会になったのではないでしょうか?




2018年7月16日月曜日

そろそろ そうめんの季節
このエントリーをはてなブックマークに追加

我がふるさと大分県。夏をむかえ、最近、何かと話題なのが長洲(ながす)そうめんです。

海に面した長洲。地元の小麦で、伝統製法。海風と太陽にさらされて造られるんだそうです。そうめんのメジャー、小豆島、島原などと同じ条件が揃っているわけですね。

恥ずかしながら、大分県内で麺の産地があったこと、最近まで知りませんでした。

もう一ランク上の方が美味い?そうですね。

さらに初めてのお話が「海老つゆ」です。
昆布ダシ、しいたけダシ、カツオだし、アゴだし…色々なダシがありますが、海老のダシつゆというのは珍しいのではないでしょうか?

こちらも長洲の特産。赤海老の干しエビなのですが、地元では「勝ちえび」と呼ばれています。宇佐神宮参拝の縁起物としてお土産にもなっていますね。

干されてうま味の増した海老からとったダシ醤油。麺といっしょに啜り込むと、じんわり海老の風味が広がります。



…と、食べ物のオハナシだけで終わるつもりはありません(笑)

ちゃんと地域の産物から、伝統素材がわかるんです。
  •  麺類があるということは、麦わらやフスマがあるということ。
  •  海老がたくさん取れるということは、海藻が豊かに茂る海があるということ。
実際、この長洲の面した周防灘沿岸から国東半島にかけては、かつてフノリの一大産地でした。フノリは伝統工芸や左官に欠かせない「のり」の原料です。
…ほら、食べ物の話だけじゃないでしょう?(笑)

2018年7月15日日曜日

サカイのおはなし2
このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日の堺のお勉強からもう少し。



堺で発達した鉄砲を造る技術。その中でも大切なポイントとなるのは銃身。それは「パイプ」と「ねじを切る」技術の結晶なんです。

丈夫なパイプと、正確でしっかり鍛造された強いネジ。その技術が花開いたのは明治に入ってからのことでした。

2018年7月14日土曜日

サカイのおはなし
このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は堺について、おさらい。


武家社会、そして現在の私たちの生活に大きく影響を残したのが「茶人 千利休」です。
千利休は堺の豪商、倉庫業を生業としていた「魚屋(ととや)」の出身。
堺市には史跡として千利休屋敷跡が。


屋敷はありませんが敷地奥には有名な「椿の井戸」が。


ちょうど堺でも有名なお蕎麦屋さん「ちく満」の裏手にあります。
熱盛りそばを求めて全国から集まるこのお店、1695年創業。

堺を代表する名物店ですよね。



さて、さらなる名物といえば…堺打刃物。堺は昔から鍛冶の町として栄えていたのです。
歴史はさかのぼり古墳時代まで。古墳を造るために使われる鉄器を造る技術がここ堺で発展したといわれています。

刃物。武士の時代には日本刀。商人の町大阪には包丁。
そして、戦国の時代を大きく変えたものが鉄砲です。



美味いお蕎麦をいただきながら、ちょっと歴史を振り返る。
歴史のある堺ならではのひとときが過ごせますよ。

2018年7月13日金曜日

秘境と引っ越し
このエントリーをはてなブックマークに追加

大分県佐伯市に引っ越してはや3年が過ぎました。
この佐伯市、九州の市町村で最も面積が大きいんです。
佐伯市位置図
"基礎自治体位置図 44205". Licensed under GFDL-no-disclaimers via Wikipedia.

ご覧のとおり、海あり山あり。海から最も高い山まで同じ市内でなんと1600mも高低差があるんです。

だから秘境駅として数えられるこんな駅も佐伯市にあります。


ある暑い夏の某日、駅には…私一人。

聴こえるのは初夏の風の音と蝉の声、あとは暑さに苦しむワタシの唸り声だけです。



夏の昼下がり、人っ子一人、駅員さんですらホームには居ません。


というのも無人駅なんですね。
降りるときに切符を入れる運賃箱だけがポツーンと立っています。


当時の駅の時刻表には…上り下りとも1日たった3便。
(2018年7月現在、上り2本下り1本の計3便に減便されています。)
ここで降りたら、帰るのが大変ですね~。


開業から70年ちかく。
奥深い山の中にポツーンとある駅。

降りてもナニがあるわけでもありません。

大きな地図で見る

それでも訪れる価値が…あるかどうかは、個人の価値観によりますね。
自分を見つめる良い時間になるのかもしれません。

2018年7月12日木曜日

コレ何だ?というお話
このエントリーをはてなブックマークに追加

まずはこの写真から…何が写っているでしょうか?





「がれき」と答えた方?! …間違いです。




「がれき」はこう書きます。



瓦と礫(小石)。

住まいを解体して、使えないものを瓦礫と呼んだのです。
砕けてしまった瓦と小石。それ以外は再生して使われていたんです。

木も竹も土も石も瓦も…使えるものは再利用する。
それが我が国に長く伝わってきた「住文化」です。

解体して何もかもをゴミにしてしまう行為、それは「文化」とは呼べませんよね?

では、写真に写っているモノは…何と呼びましょうか?

建設廃材?ゴミ?もったいない資材?

私たちは「がれき」が瓦礫だけになるために全国各地で活動しています。