日本漆喰協会が第5回作品賞を発表

2010/09/10

漆喰

日本漆喰協会では年1回、
日本の伝統的な不燃建築仕上げ材である漆喰の普及、技術の向上を図り、安全で環境と人に優しい漆喰工法による建築文化を後世に継承して行くための一助となること、併せて漆喰関連業界の発展に寄与することを目的とし、社会的、文化的見地から特に優秀と認められる漆喰を使用した作品の表彰を行う。
というものを行っています。

今年で第5回を迎えた、日本漆喰協会作品賞。本日、その受賞作品が発表されました。

受賞された設計さん、工務店さん、左官さん、
そしてお施主様、おめでとうございます!!

発表日の本日に合わせ、協会員であるワタシたちの手元に「作品賞受賞作品集」が届きました。



応募件数は過去最多。
その中でも、住宅作品の応募が多かったことは
世の中の「漆喰」に対する関心の高まりがあらわれたものと、期待してしまいます。

受賞作品の内訳は戸建て住宅の新築10点、同改修3点、事業施設2点、
集合住宅の新築1住戸1点、公共施設1点、伝統修復1点、宗教施設1点。
計19作品が受賞しました。

そしてこれらの中で古材利用作品は5作品。
伝統修復物件も入れてのカウントですが、古材作品が25%を超えての受賞。


これは「古材住宅」「伝統資財住宅」などのグリーン建築が 世に浸透し始めていることの現れでもあると考えてよいのではないでしょうか?