色々と工夫がなされていますね。
イメージアップ、ブランド化、ターゲティング、なかなか大変です。
さて、よく思い返せば「焼酎」こそが
「良くない酒」の代名詞だったわけですよね?
と、いうわけで焼酎について考察します。
昭和54年、大分県の三和酒類が発売したのが
「下町のナポレオン」
ご存知ですか?
最近、このキャッチコピーを知らない方も多いのです。
日本中、どこへ行っても居酒屋に置いてあるのが
下町のナポレオンこと「いいちこ」。そして、これも大分麦焼酎「二階堂」。
いつの間にか、ウーロンハイ、レモンサワーなどと名前を変えて
焼酎は下品な酒から、あたりまえの酒に変わってしまいましたね。
それどころか、お洒落なバーで芋焼酎。
これこそが嗜好と文化の変遷の最たるものだと考えます。
ちなみに焼酎文化がもたらしたものは、お酒に酔うことだけではありません。
麦の種類の一つである「裸麦」。
主な産地は愛媛、香川、大分の3県なのです。
全国の4割を占める愛媛県。
それに香川と大分を加えると実に国内生産量の70%を越えます(平成19年)。
用途は、麦味噌、焼酎、発泡酒。
農業需要にも一役買ってくれています。
…当然、麦焼酎日本一を誇る大分県で少なからず加工されているわけですね。
また、大分県には焼酎の醸造元が24あるそうです。
そのほとんどが小ロット生産、こだわりの手作り。
飲ませた人 (笑) にしか分かりませんが、
その素晴らしい味は最近の芋焼酎をしのぐ素晴らしさ。
お土産に喜ばれる逸品が数多く造られています。
藤居さん 、写真を勝手にお借りします。
こだわりの手作りの模様は写真の井田萬力屋さんホームページ で。
最後にお酒と漆喰の関係ですが…
お酒を作っているトコロは?
「蔵元」ですね。
お酒は昔から漆喰塗の土蔵の中で作られてきました。
私は日本酒も大分麦焼酎も漆喰も大好きです。
今年の正月はコレで過ごしました。
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