古墳の危機?

2011/01/04

伝統素材

仁徳天皇陵。
過去、私もその名前で覚えたのですが、
現在は大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)というのが正式な名称のようです。

さて、その古墳で悪さをするモノが絶えないようです。
script_topilog,http://jss.afpbb.com/mbsv/sdata/medianewsdelivery/msnsankei/ameba/js/utf8/110062000/117000e10de603b0757cc6953a7f60cd_1a7cd17aaef20547181c59cf7c07e966.js

この大仙陵古墳、面積では世界最大とされています。
ピラミッド、秦始皇陵とならぶ世界三大墳墓…。

我が国を代表できる史跡なのに…。

お墓で悪いことすると、バチが当たりますよ。



さて、以前にも説明しましたが
古墳は古代の高度な土木技術を用いて造られたもの。


ただ土を盛り上げるだけでなく、葺石(ふきいし)で覆われ、
周囲を埴輪で囲まれているのが一般的だったようです。



そして、この土が雨で流れ、壊れないように使われていたのが石灰。
現在の土木工事でも土を硬くするために用いられていますね。

これも古代から伝わる素材と技術。

しっかり残していきましょう。