太陽の門

2011/02/11

ブログ

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マドリードを象徴する場所と言えば?
セントロのプエルタ・デル・ソルですね。

そこのあるのがスペイン、マドリードを象徴する建物の一つ
マドリード中央郵便局です。

「都市は広場から造られた」という言葉もあるほど
海外の都市と我が国の都市のカタチは
全く異なるものですね。

この郵便局の建物、1768年に完成したものだそうです。


建築物を文化として残していきたい。

その景観をこれからも残していきたい。
という街を愛する心が、しっかりと根付いているからこそ
「残されてきた」のでしょうね。



我が国の「建築基準法」第1章第1条は
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
「文化」という言葉がありませんよね。

近年、やっと常識となった「世界遺産」。
1973年のアメリカの批准から締結が始まった「世界遺産条約」。
残念ながら、日本の批准は1992年。世界で125番目の加盟国です。
国内での整理に時間がかかったためのようですが…。

やはり我々には「クニを愛する心」が足りないのでしょうか…?


私たち古民家鑑定士の活動の目的は
 「未来の子供たちのために」

建築を文化として残して行きたいという、希望をもって進んでいます。