樹木がもたらしたもの

2011/04/27

古民家鑑定士

「琥珀(こはく)」という宝石があります。

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(c) カオリ 写真素材 PIXTA


宝石と書きましたが、どうやって出来上がったものだかご存知ですか?
実は樹木から出たヤニ(樹脂)が化石となったものなのです。

というわけで、ニュースは2000万年前の南米ペルーで2000万年前の昆虫入り琥珀の公開の話題。
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樹木は切り倒されて製材され、木材となります。
しっかりと乾燥して水分が抜けると更に強度を増して…
そうです。木の本来持つ油分(ヤニ)は中に含んだままなのです。固く乾燥しながらも中にわずかの油分。だからこそ粘り強い木材もあるわけです。

では、油分を抜いてしまうと?
…以前紹介したKD材(強制乾燥材)がまさにそれにあたる状況に。

古材をさわったことがある方には分かりますが、100年以上経った木材であっても手にしっとり馴染みます。それは木肌のせいだけではなく、表面を覆ったヤニの感触でもあるのです。


ちなみに「石灰」。原料となる石灰岩、太古の原虫やサンゴなどの化石であることは以前も説明しましたね。

木も石灰も、
加工されて木材と漆喰として住まいに使われてから、時間を追うごとに強度が増していく素材…だからでしょうか?

古材と漆喰の組み合わせ、大変気持ち良く見えるものです。