以前にもご紹介したことがあるんですが…
漆喰エヴァンジェリストとして活動するワタクシ。
漆喰についてブログで説明するだけでなく、
全国各地で講演を行ったりもしています。
建築材料としての漆喰。
漆喰の歴史。
そして、漆喰の原料となる様々な伝統素材。
分かりやすく、そしてマニアックにご説明していますが
その知識、どこで学んでいるかというと…
全国にいらっしゃる私の師匠からなんです。
漆喰は石灰、麻、海藻の三位一体で出来上がる複合素材。
これらのどれが欠けても作ることは出来ませんし、
それぞれの品質が少しでも違えば、
全く異なるシロモノが出来上がってしまうんです。
だからこそ、それぞれの素材と真摯に向き合う方々との協働は大切なコト。
3者で伝統文化の維持のための底辺を担っているんです。
昨夜もその御一人を訪ねました。
文化財の保存・修復に「素材」で協力し続けている師匠。
実はワタシの伝統素材の旅は、この師匠との出会いからスタートしたんです。
その話はまたいつか。
師匠、いつもありがとうございます。