「住まい」は建築たりうるか?

2012/04/23

古民家鑑定士

大手の住宅メーカーに続いて、あのホンダまでもがスマートハウス。

「スマートハウス」。
その概念は、地域や家庭内のエネルギーを最適制御する住宅。

ですが一般には「省エネで低価格の住宅」と捉えられているようです。


以下記事。ケータイでは表示されません。
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こうなってはもう「建築」の次元ではありませんね。
これでは「中小工務店」がどれだけ頑張っても
太刀打ちできるわけがありません。

スマートハウスとしてのお買い物に払う金額はおそらくほぼ同額。
払うんでしたら、技術も名前も信用できる「産業製品」を選ぶことでしょう。
プレハブ住宅が一斉に花開いたのが今から半世紀近く前。
当時は現在と同様、「工業化住宅」として注目されたものでした。

さあ、私たちは今回はどちらを選択するのでしょうか。
未来の電気製品のような住宅か?
それとも、素材と技が残っていく住宅か?





残していきたいものですね。