年のはじめにプレゼントを…検討中

2013/01/04

日々雑感

内部の左官壁に多用されているのが「じゅらく」。
ジュラク**とか**じゅらくとか、様々な左官材が販売されています。

でも、それらは全てマガイモノなのです。

というショッキングなオハナシ、何度もしています。
が、ワタシがブログを書き始めた第1話はこのネタからスタートしたんです。



以前、お勉強のためにお邪魔したある方のところではじめて知りました。

「じゅらく」は元々聚楽第から。あたりの土が聚楽土。

聚楽第とは安土桃山時代に豊臣秀吉が建てた政庁&邸宅。堺の出身であり、茶聖とも称される千利休による築庭でも知られますね。

さて、そういう訳で、いろんな左官材メーカーが売ってる「じゅらく」は「聚楽土風」ってことなのだそうです。
塗装工事にも「ジュラク仕上げ」なるものがあり、ジュラクガンという吹付ガンまであるのですが…

分かりにくいのでまとめると、
  1. 聚楽土=本物
  2. 壁材の「じゅらく」=聚楽土風の左官材
  3. 塗装の「じゅらく」=「聚楽土風の左官材」風の塗装仕上げ
ってことですね。

で、肝に銘ずるこの言葉 聚楽第

私の愛用品、zippoライターで限定発売された「伝統企業×国際企業コラボZippo」です。
愛煙家の左官さんなら持っておきたい逸品かもしれません。

モデルは1893年創業の佐々木酒造さんの大吟醸「聚楽第」。
なによりも「洛中伝承」の四文字がこだわりを感じさせますね。
ちなみに俳優の佐々木蔵之介さんの実家だそうです。

話題はズレましたが、聚楽土を使った仕上げは土壁の最高仕上げ。
正統な茶室、伝統建築などには欠かせない高級材料です。
当然、その土を塗る技術も最高技術の一つ。
使いこなせる方は国内に多くはいらっしゃらないそうです。


と、まあ書いていたのですが、いろいろあって、煙草、吸わなくなりました…orz
で、今日の本題は「聚楽第Zippo」が新品のまま1台。大事に保管していたんです。

お酒好きにも、煙草好きにも、そして左官好きにも楽しい賞品になると思います。
時期は未定ですが、コレを賞品に、何か企画を考えましょうね。

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