インフルエンザとノロウイルス感染を防ぐためには

2013/01/09

伝統素材

風邪、特にインフルエンザの流行が始まりました。

あ、最初に申し上げておきますが、壁に漆喰を塗っても風邪は予防できません。


さて、予防するには?
気を付けてはいるのでしょうが、再確認。

うがい、手洗い、そして加湿。


加湿することでウイルスの活動が低下するんです。
ちなみに湿度58~62%では約2時間、湿度47%だと約4時間でウィルスが死滅するとのことですね。
さらに、今、問題となっているのがノロウイルス。こちらは湿度はあまり関係ないようです。アルコール消毒があまり効かないノロウイルスを失活化させるには加熱するか次亜塩素酸を使うのが有効であるとされています。

そこで注目されているのが、次亜塩素酸水を使った加湿。
次亜塩素酸はインフルエンザのウイルスにも対応していますから、いずれにも有効な手段ですね。


で、良くあるカンチガイが 次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウム。
…前者は酸性、後者はアルカリ性なんです。
ハイターなどの漂白剤として売られているのは次亜塩素酸ナトリウム。
さらにカルキと呼ばれるのは次亜塩素酸カルシウム。

最近消毒液として流行っている次亜塩素酸水は弱酸性のものが多いですね。

なんでもかんでも同じだと思って、市販の漂白剤を加湿器にドブドブ入れて使ったりしたら…健康被害や思わぬ場所が漂泊されて真っ白。なんてこともあるかもしれませんよ?!