繰り返して申し上げますが…
「賃貸物件として流通していない空き家」を「放置民家」と私が勝手に呼び始めたわけです。
と、いうわけで今回も1年ほど前の私のブログを振り返ります。
実際に何軒もの物件を見に行きました。
コチラは築後半世紀以上経った住まいをキレイに改築してバリアフリー化まで行っています。
…とりあえず家具がたくさんありますが…空き家。
時流に合わせてオール電化。
それでも人が常に住んでいないので…
このまま1~2年でも放っておけば簡単に朽ちてしまうのが「住まい」なんです。
もったいない。素直にそう思えます。
さて、何故物件が流通しないのか…?
いろいろと調べたり見聞きしたり、考えをめぐらせたりしましたが、結局のところ、「積極的に貸したい」と考えられていない物件なんです。
だから、聞かれれば「あるよ」と答えるものの、簡単には貸されていない。
貸すにしても「知らない相手」には貸したくない。そんな物件が多いようです。
結局、写真の家をお借りして住んでいます(笑)
築年数からいえば古民家のはずなんですが…古い部分が残ってないですね。
「放置民家」が増えてきたのは、昔から家を貸すという生業をおこなってきた「大家さん」が居なくなったのも一つの要因といえるのではないでしょうか?
長持ちするように作られた住まいをこまめに手入れしながら住む…という文化が失われた現代、大家さんも入れ物となるマンションやアパートなどを建てて、あとは管理会社に任せるという資産運用としてのパターンがあまりにも当たり前になっていること。それも問題ですね。
長持ちするように作られた住まいをこまめに手入れしながら住む…という文化が失われた現代、大家さんも入れ物となるマンションやアパートなどを建てて、あとは管理会社に任せるという資産運用としてのパターンがあまりにも当たり前になっていること。それも問題ですね。