もうすぐ名古屋が さらに熱くなる

2013/05/11

日々雑感

名古屋開府400年を記念して、焼失した本丸御殿が復元されていることを何度もご紹介してきましたが…もう少し。5月29日にはいよいよ玄関と表書院の公開が始まるのです。

<wikipedia>
伝統素材を伝承していくために

これまで、復元工事中の間だには、その工事の復元過程が公開されていました。

詳しくは名古屋城本丸御殿のホームページへ。


また、壁には漆喰が使われています。
工事計画が発表された際、国内の左官資材を取り扱う者の間で、「名古屋城本丸御殿に必要な伝統素材がどうしても見つからない」と話題が持ちきりになりました。
そのひとつが牡蠣灰。文字通り牡蠣を焼いた灰です。
良質な石灰が入手しづらかった昔、貝を焼いた貝灰は不可欠な建築材料の一つでした。
国内では貝灰として、ごく少量の流通と、それを生産している方が数人。
ただ、もう「牡蠣灰」は流通していませんでしたね。

失われてしまった伝統素材。いつか復元できる日が来るのでしょうか?