タバコは伝統に則って

2013/09/05

伝統素材

出張先のホテルでチェックインの際に…
「今日はツインのお部屋にさせていただきました。ごゆっくりお過ごしください」と。


そういえば予約の際に…禁煙ルームに空きが無かったので「喫煙でもよいので、キャンセルが出たら禁煙に変えてください」とお願いしていたのでした。たまたま禁煙のその部屋が空いていたのでしょうけれども、そういった気遣い、とても嬉しく思いますね。

いつもそんな気遣いをいただけるトコロだから、上京の際は同じホテルにしているんです。




さて、ワタシ。もともとは喫煙者です。

愛煙家と嫌煙家。物議を醸していますね。その件について反対も賛成もしませんが、一つだけ思うことが。

タバコって「煙草」。
ケムリのクサって書いてタバコとは発音できませんよね?

実はこれ、当て字なんです。もともとはポルトガルやスペインなどとの南蛮貿易で我が国にもたらされたものなんです。

そこから数百年。

南蛮渡来の珍品だったタバコも、
いつの間にか「庶民のもの」どころか「社会の嫌われ者」に。わずか20~30年前には、贈答品でもあったのに。

ご存知ですか? タバコは「嗜好品」。


吸うのではなく喫むもの。嗜む(たしなむ)モノなのです。

だから、こういうのはダメ!smoking area..
smoking area.. / nettaphoto


なんというか、エレガントに(笑)…
せめてこのくらい以上のレベルで。
伝統素材を伝承していくために

吸う場所が無くなったら無くなったで、感覚を変えてみてはどうでしょうか?
「喫煙所」に閉じ込められるのではなく、粋なオトナの「特別な場所」で、貪るのではなく嗜む。

タバコもお洒落に。
伝統に則るべき時代になったのかもしれません。

http://news.mynavi.jp/news/2013/09/04/396/index.html