かつてニッポンには「愛林日」というものがあったことをご存知ですか?

2014/04/03

協会の活動

愛林日。 その名の通り森林を愛する日です。
1898年から1949年の間、我が国では毎年4月3日を愛林日として、全国で国土緑化のための植樹行事が行われていたのだそうです。

ちなみに我が国の森林面積をご存知ですか?

国際連合食糧農業機関 (FAO) から報告されている統計によれば…
世界の陸地のおける森林の割合は30.3%。そして日本は68.2%と約7割が森林である、大変緑に恵まれた国なんです。ちなみにこれはフィンランド、スウェーデンについで世界第3位なのだそうです。

ただ、この数字に受けている恩恵は…木材ではありません。


残念ながら我が国の木材自給率は3割以下。木に恵まれた国でありながら、なぜか輸入木材ばかりつかうという、大変不思議な国なんです。


さて、森林に受けている恩恵は…豊かな水ですね。


かつて瑞穂の国と呼ばれたニッポン。
森林に蓄えられ、枯れることなく流れる河川。たっぷり栄養を含んだその水は豊かな稔りを与えてくれます。さらには海へ。
(詳しくは → http://shikkui.denden-kyokai.com/2014/03/blog-post_13.html )



なによりも、水道の水がそのまま飲めるということ。
世界に何か国も無い、とても恵まれたことなのです。
http://www.blog.rice-ohmori.com/2013/11/blog-post_10.html
水飲み場
水飲み場 / marumeganechan


木々に感謝しましょうね。

ちなみにこの愛林日、1949年で終わりましたが、1950年からは毎年春に開催されている「全国植樹祭」として続けられています。