「46坪の木造住宅に使われている木材には、ブナの木1,303本が1年に吸収する二酸化炭素と同等の量が含まれている」というお話、古民家鑑定士のお勉強をすると出てくるんですが…
でもブナの木、ドコに生えているの?どんな木なの?
という方も多いことでしょう。 コレがブナです。
ニッポンではブナの木は九州の大隅半島から北海道の渡島半島まで自生しています。
寒い地域では見られない植物なので、地球の氷河期から温暖化している歴史をそのまま表すものの一つとしても知られていますね。
で、行ってきました。
ニッポンのブナの自生の北限。渡島半島の黒松内町。
天然記念物にもなっている「歌才ブナ林」。眼や肌だけでなく、音も素晴らしい場所でした。
人口的な音が全く聞こえない空間です。
静寂ではなく、風の音、葉擦れの音、様々な鳥のさえずり、虫の羽音。
賑やかな自然の音に包まれる心地よさは、体感した人にしか分かりませんね。
歌才ブナ林、詳しいオハナシは林野庁の資料でご覧くださいね。
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/siribesi/pdf/utasai_p.pdf