今日からムシナシ月間です。

2014/06/04

協会の活動

歯の衛生週間。そして今日は6月4日で虫歯予防デーです。


さらに今日からムシナシ月間(ねずみ・衛生害虫駆除推進月間)なのだそうですよ。


ムシナシですから6/4から7/4まで。なるほど~。

日本ペストコントロール協会が主催しているそうですね。
ペストコントロールとは、害虫として代表的なネズミ、ゴキブリ、ハエ、蚊、ダニなどをはじめ、人間に対して有害・不快なカビやウイルスなどを含めた生物・害虫を「ペスト」と総称し、それらを防除することをいうのだそうです。

生態系を考えれば、有害な生物など居ないと習ったこともありますが…
確かに害虫と呼ばれるもの、嬉しいものではありませんね。

さて、住まいにも害をもたらす害虫。
木の住まいであれば木を食べてしまう困った虫がいますね。


我が国の住まいはほとんどが木の住まい。
古民家と呼ばれる伝統建築はほぼ木の住まいです。

だからといって、殺虫剤を振り撒けば済まされる問題なのでしょうか?
そのクスリは本当に「ヒトに無害」なのでしょうか?

そんな思いでこれまでの「防虫」に立ち向かっているのが
一般社団法人伝統建築防腐防虫対策協会さん

「クスリに頼らない防虫」を目指して日々世間の荒波と戦っています。


以下、協会設立時のアツいお言葉です。
古来より人々の生活には必ず居住空間がありました。現在は家と呼ばれる建物です。昔から家はその大小や材質、造りの違いで生活身分を象徴し、それぞれの身分に合わせて人々の暮らしを支えてきました。また人と家だけではなく、あらゆる自然環境も人々と共存して生きてきました。
 近代、社会のめまぐるしい発展により多くの生き物が住かを奪われ生き物の都市化が進行してきました。人々に生活環境の中でも新種のバクテリアが誕生するなど生活を脅かす環境も増えてきました。現在、わが国では所有する化学物質が5万種と言われ、世界で一番多く化学物質を所有しています。化学物質を分解できない微生物が増加し地球上で起こる環境問題によって、未来の地球環境は負の遺産の建設に向かっている傾向にあります。
 私達、防腐防虫対策協会では建物の生活環境を整え、地球環境に取り組み、先人から伝わる伝統的な自然素材にこだわった技術に取り組んでまいります。
なるほど。住まいや暮らしと生き物の関係ははるか太古から。
頼もしい「仲間」が活躍しています。