産業の歴史を学ぶなら、堺に行かなきゃ。

2015/07/14

日々雑感

「歴史漫画」があいかわらず流行っていますね。

その中から2作品。いずれも歴史ものとして大ヒットした
「へうげもの」と「センゴク天正記」。

さて、共通点はなんでしょうか?

いずれも戦国時代から安土桃山時代を舞台にした話。
 

そして、もう一つの共通点が「堺」。
戦国大名や武将と「堺」のかかわりが大変面白く描かれています。

なので、堺について、おさらい。



武家社会、そして現在の私たちの生活に大きく影響を残したのが
「茶人 千利休」。

千利休は堺の豪商、倉庫業を生業としていた「魚屋(ととや)」の出身。
堺市には史跡として千利休屋敷跡が。



屋敷はありませんが敷地奥には有名な「椿の井戸」が。


ちょうど堺でも有名なお蕎麦屋さん「ちく満」の裏手にあります。
熱盛りそばを求めて全国から集まるこのお店、1695年創業。

堺を代表する名物店だそうですね。



さて、さらなる名物といえば…堺打刃物。
堺は昔から鍛冶の町として栄えていたのです。


歴史はさかのぼり古墳時代まで。
古墳を造るために使われる鉄器を造る技術が
ここ堺で発展したといわれています。

刃物。武士の時代には日本刀。
商人の町大阪には包丁。

そして、戦国の時代を大きく変えたものが鉄砲です。



美味いお蕎麦をいただきながら、ちょっと歴史を振り返る。
歴史のある堺ならではのひとときが過ごせますよ。