2016年5月18日水曜日

漆喰には色がある。 漆喰には匂いがある。
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漆喰って真っ白だと思っていませんか?


だとすれば、それは誤った常識です。


漆喰の正しい色は最終的に石灰の色。

「最終的に」とわざわざ付けた理由は、その他の色が失われるから。

たとえば、ワラと石灰で作った土佐漆喰やムチ。
当然、ワラの色が混入しています。

これがムチ(琉球漆喰)。


ご覧の通り、キレイな黄色です。これが徐々に薄れていき、白くなります。

下の写真は土佐漆喰。これも、元々は薄黄色であったものです。


本漆喰の場合は、海藻の黄色や赤色が加わります。


だから、出来上がりはこんな色。


けっこう色が付いていませんか?
逆に、純白で「天然100%」なんて書いていたら、まずウソです。

天然の原料には少なからず色がついています。
漆喰として塗った後、数か月~1年以上をかけて、色が薄れ、
最後は石灰の色になります。


天然海藻しか使っていない漆喰を使った方から
「傷んでいる」「変色している」とお問い合わせをいただきます。

違います。それが本物の色なのです。

加えて、海藻を使っていれば強烈な臭いがしますよ。
施工当初に無臭の漆喰などありえません。

もし、臭いが無ければそれは…マガイモノでしょうね。