変わらないことって大切なことかも。 あの釜飯が、あの車両で。

2016/09/30

日々雑感

1997年の今日9月30日、長野新幹線(北陸新幹線)が10月1日に開業することに伴い、信越本線の横川~軽井沢間が廃止されました。この路線、ご覧のとおり碓氷峠を越えて往来する、我が国の鉄道でも指折りの難関だったのです。

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通常の編成では峠を登れませんから、もう一両機関車を連結していました。

その連結を行っていた横川駅で、機関車をもう一台接続している待機時間に、乗客が買っていたのが、かの有名な「峠の釜めし」でした。

関東の方で信州へ旅行した経験があれば懐かしい弁当ですよね?

実は、今でも「おぎのや」さんの峠の釜めし、各駅や店舗、新幹線の駅弁などで売られているんです。


写真は1982年に廃止された急行「志賀」。
東京・上野駅から長野・湯田中駅までを繋いでいました。





「懐かしい~」と思い出を振り返る方、多いでしょうね。

でも実はコチラ…高速のサービスエリアの中なんです(笑)

SAにおぎのやさんの店舗。そして車両を食事場所に使えるんです。
上信越道の横川サービスエリア。信州から関東へ向かう際には是非。


今でも変わらないその姿とその味。


「変わらないこと」って大切なことですね。

それも伝統と呼べるのかもしれません。