まず最初に…お食事中に読むのは止めておいていただきたいのです。
という今日の話題は世界に誇るニッポンのトイレ。
特に洋式便器の精度と快適さは世界一だそうですね(笑)
TOTO Super Space / localjapantimes
と、前置きをしたところで今日の本題は「適材適所」。
何が言いたいのか分かりますか?
そう、この写真の右側。
奥の手洗い場と小便器の目隠し壁なのですが…ご覧のとおり。
申し上げたいのはお掃除の方がサボったせいではないということ。
コレ、汚れがこびり付いているのではなく、錆びて腐食しているんです。
便器の構造上、イタす方がどれだけ気をつけて
「一歩前進」
「マツタケのつゆ」
などに配慮したとしても、洗浄の際に微細な水が飛沫するんですよね。
当然、ヒトサマから出た水分も飛んでいることでしょう。で、結果的にどれだけキレイにお掃除しても、飛沫が沢山かかる場所は腐食してしまったわけです。
まあ、現状からこのくらいは飛び跳ねゾーンだろうな~と想像出来ます。
なぜトイレにはタイルが使われていることが多いのか分かりますか?
なぜ便器が陶器で出来ているのかわかりますか?
結局はその答えにたどり着くわけですね。
20070511_180952_P5110010 / くーさん
ヒトは必ず食べて、出すわけです。
だからトイレは人類の文化の発展そのもの。
様々な試行錯誤行きついた先が、陶器だったわけですね。
さて、最後に
このトイレ、男性が通常の使い方で小用を足したらどうなるでしょうか?
トイレ / xito.jp
腰の高さでヤカンをもってドボドボっと一気に水をそそいだ時
どこまで水が跳ねるのか想像してみて下さい。
――― マンガを手にすることに躊躇しますね(笑)
住まいづくりにおいてトイレはとても重要。
いろいろと凝ったトイレも多いですよね。
でも、床がフローリングだったり、壁が無垢板だったり、漆喰だったり…ゾッとします。
やっぱり左官さんが塗り込めたタイルなどが良いのではないでしょうか?
また、スペースに余裕があるならば…
男性用の小用は別に作った方がお掃除で悩まなくて良いようですよ。
Manneken Pis / KAZ2.0