本来は旧暦の2月22日なのですが、現在では新暦での法要が各地で行われています。
というわけで全国各地で行われたのが太子講。四天王寺や法隆寺建立で知られる聖徳太子です。
聖徳太子を祀った元々は木工の神様だったらしいのですが、現在では「職人の神様」として祀られていますね。現在の暦で行われることや、多少の日程の前後があったりしますが、各地で、太子講、太子会と呼ばれる法要が行われています。
参加される職人さんは大工にはじまり、
桶屋
畳屋
下駄屋
指物師
曲物師
木型屋
鳶
左官
瓦屋
屋根葺き
建具屋
井戸屋
杣(そま)
樵(きこり)
鍛冶屋
石工 …などなど。
それぞれの職種ごとに、または皆で集まっているようです。
ですから、全国に太子を祀った石柱や碑などがあるんです。様々な「職人」さんが技術を守ることが、そのまま我が国の「伝統」をつなげていくことに。
職人さん、誇りある職業だと思います。
職人さん、誇りある職業だと思います。