古民家鑑定士などの資格を持っていなくても、昔からの建物を見ることは長年培われた文化を学んだり、古来の知恵を知ることに繋がります。
古民家を保存している場所や、復元している場所、実は日本全国にあるのです。
まだヒトが住んでいる古民家を公開していることもありますから、その場合には、お住まいになっている方のオハナシも聞けて、楽しいものです。
と、いうわけで見に行ってみましょう。
縄文時代を代表する建築様式、竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ)です。
…古すぎますが(笑)
住まいの大きさに穴を掘り、その上に柱と横架材、そして「壁」兼「屋根」をかける。
単純な構造ですが、「伝統構法」といわれる建物にもその原型はとどめられています。
竪穴式住居の内部、小屋裏の様子に良く似ているでしょう?
まあ、当時を想像して造られたわけですから、今のものに近くて当たり前ですが…
私たちが住む「家」というものの歴史に触れるのも面白いですよね。
何故、今の住まいが今のようなカタチになったのか?
歴史を追って観ていくだけで、なんとなく納得がいくものになりますよ。