春の長雨から五月晴れに。
初夏の暑さに続いて、もう間もなく梅雨もやってきますね。
これから、年に2度の現場トラブルの相談が殺到する時期なんです(汗)
ふ~ん。と思った方、他人事じゃないんですよ。
長く続く天候不順、突然の悪天候は工事現場に様々なトラブルを巻き起こします。
クレーム!! …だけで済めばいいんですけどね。
実は現場でのトラブルの多くは「無理」が原因だと思われるものが多いんです。
例えば壁の仕上がり不良、変色、ひび割れ、剥離、フクレなどなど、それらは天候が原因だと考えられがちです。つまり、天候が良くないときに無理をした…と。
建築関係者の方はお分かりです。
違いますよね。
ではその本当の原因となるのは…
・コストダウンのため?
・労務費が惜しいから?
・期日を守るため?
実は「無理」が起こる原因は 「知らないこと」と「説明不足」。
工事を管理している担当者が「知らない」ために
計画そのものがミスだったり
時間が足りなくなったり
予算が足りなくなったり。
工事の内容をしっかり説明していなかったばかりに
間違った内容で準備をしたり
聞いた内容と違うとクレームになったり。
天候不順が原因で工事が遅延するのも、材料到着が間に合わなくて予定が変更になるのも…「知らない」か「説明不足」なんですよね?
わかっちゃいるけど…と言われそうです。
そんな時、お客様にどう説明するのでしょうか?
ま、まさか…ウソを?
お客様へウソをつかないようにするには、知らないことを理解すること。
知っているつもりが、間違っていることもありますよ。
そして、それをしっかり説明できるようになること。 …ですよね?!