突然ですが、今日は「台所」のお話。古民家用語でいうところのだいどこ(=台所)とは原則としてカマドがおかれている部屋をいいます。ちなみに台所の「台」は台盤という食事を載せる台が語源だということのようです。
というわけで、ムカシの台所をご紹介。
コチラは「揚屋」の台所。揚屋とは、江戸時代のオトナの遊び場ですね。
ちなみに揚屋と茶屋、同じものではありません。揚屋は宴会料理をつくる台所がありますが、茶屋の料理はお取り寄せだったんです。なので、揚屋は現在の料亭のもととなったともいわれています。
だから、宴会バッチ来い!! というくらい揃った5連釜。
左官さんのワザの結晶ですね。
手前の4つは…グリル? まあ、何にせよ贅沢なコンロです。
井戸の横の洗い場も広いですね。
「流し台」というコトバがしっくり来ますね。
同じ台所でも現代のものと比べると…?
厨房1_resize / foxmachia
なんだか昔の台所で作られる料理の方が美味いのかも?!
と思ってしまうアナタもきっとニッポン人。
美味しいかまどの御飯が好きなハズです。