2018年11月26日月曜日

現代の名工 2018
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厚生労働省より11月11日、各分野で優れた技能、業績を持ち、その道の第一人者とされる「現代の名工」に選ばれた方々が表彰されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02235.html




「現代の名工」は1967年各界の技能水準向上のために創設されたもので、
毎年秋に150名が選ばれています。

様々な分野からの名工が選出されていますが、その発表資料より、左官に関連する方々を抜粋してご紹介します。

今年は3名の名工が選ばれました!!

お名前技能功績の概要
畑末 隆 さんチャペルの新築工事では、外壁は黄竜石を粉砕したものを混ぜ込んだ外壁材でスタッコ仕上げを施し、内部は一変して字敷いたから天井小屋裏まで継ぎ無しの珪藻土の櫛目、アーチ、プラスター仕上げという伝統工法を駆使して、厳粛な雰囲気の中に清涼感と透明感を加味するなど、現代建築と上手く調和を図りながら、見事な仕上がりを実現する。また、中学生の体験教室の指導にも熱心に取り組み、技能尊重気運の醸成にも力を注いでいる。
竹岡 義和 さん長年に渡って培ってきた塗り壁の経験をもとに、漆喰を浮き彫りにし、繊細な模様や図柄を創り出す技能に卓説しており、国登録有形文化財をはじめ、県内の歴史ある建造物の保存修理に多く携わっている。また、講習会において地震の技能を惜しみなく後進に伝授する一方で、技能五輪全国大会に出場する若年技能者の指導を行うなど、後進の育成にも大きく貢献している。
野村 裕司 さん左官伝統工法の小舞土壁工法を熟知し、文化財等の改修工事では、修復、保存に貢献している。特に、屋根漆喰に於いては、在来工法を研究し、材料の石灰、貝灰、糊、苆(スサ)及び施工の改良を行っている。若年技能者の育成に熱心で、自身の事業所は基より、組合若年技能者にも、積極的に講習会講師を務めている。また、各学校に出向し、左官技能を紹介し、ものづくりの楽しさを伝え、業界発展の為、努力している。

今年も左官の技術に秀でた方々が選ばれたこと、とてもうれしく思います。
ご紹介させていただいた左官のみなさん、そして他の受賞者の方々、本当におめでとうございます。