「藪入り」を時代劇でご覧になったことがある方も?
商家に住み込みで働く「奉公人」が休みをもらって里帰りする…といったものなのです。
落語の藪入り、ご存知の方も多いのではないでしょうか?!
奉公人には土日祝日などの「休日」が無かったことを知っておかねばなりませんね。
住み込みで、寝ている間以外は働き続けるのが奉公人だったのです。
休みなくご奉公する中、与えられるお休みがこの「藪入り」。1月16日と7月16日の年2回でした。お正月明けとお盆明けに、家族のいる郷里への里帰りが許されていたんです。
さて、この藪入り、
もともとは嫁いだお嫁さんが、同様に里帰りを許されたものだそうです。
現代の盆暮れ正月の帰省というのは、この名残だとされています。
あ…、「主婦」はお休みがないかもしれませんね。
奥さん、今日から「藪入り」、いかがですか?