秘境駅へ

2020/07/13

日々雑感

大分県佐伯市に住んでいます。
この佐伯市、九州の市町村で最も面積が大きいんです。
佐伯市位置図
"基礎自治体位置図 44205". Licensed under GFDL-no-disclaimers via Wikipedia.

ご覧のとおり、海あり山あり。海から最も高い山まで同じ市内でなんと1600mも高低差があるんです。

だから秘境駅として数えられるこんな駅も佐伯市にあります。


ある暑い夏の某日、駅には…私一人。

聴こえるのは初夏の風の音と蝉の声、あとは暑さに苦しむワタシの唸り声だけです。



夏の昼下がり、人っ子一人、駅員さんですらホームには居ません。


というのも無人駅なんですね。
降りるときに切符を入れる運賃箱だけがポツーンと立っています。


当時の駅の時刻表には…上り下りとも1日たった3便。
(2018年7月現在、上り2本下り1本の計3便に減便されています。)
ここで降りたら、帰るのが大変ですね~。


開業から70年ちかく。
奥深い山の中にポツーンとある駅。

降りてもナニがあるわけでもありません。

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それでも訪れる価値が…あるかどうかは、個人の価値観によりますね。
自分を見つめる良い時間になるのかもしれません。