宿泊するビジネスホテルの予約の際には、禁煙ルームを希望しているのですが…空きが無かったり、地方都市ではそもそも禁煙ルームが無かったり。いろいろと不都合があることも多いですね。
さて、ワタシ。もともとは喫煙者です。愛煙家と嫌煙家。それぞれの主張がありますね。その件について反対も賛成もしませんが、一つだけ思うことが。
タバコって「煙草」。
ケムリのクサって書いてタバコとは発音できませんよね?
実はこれ、当て字なんです。もともとポルトガルやスペインなどとの南蛮貿易でやってきて、我が国で初めて栽培され始めたのは1605年のこととされています。
そこから数百年。南蛮渡来の珍品だったタバコも、いつの間にか「庶民のもの」どころか「社会の嫌われ者」に。わずか20~30年前には、贈答品でもあったのに。
ご存知ですか? タバコは「嗜好品」。吸うのではなく喫むもの。嗜む(たしなむ)モノなのです。
だから、こういうのはダメ!
smoking area.. / nettaphoto
なんというか、エレガントに(笑)…せめてこのくらい以上のレベルで。
吸う場所が無くなったら無くなったで、感覚を変えてみてはどうでしょうか?
「喫煙所」に閉じ込められるのではなく、粋なオトナの「特別な場所」で、貪るのではなく嗜む。タバコを喫むならお洒落に。伝統に則るべき時代になったのかもしれません。
ちなみに学生時代、このタバコの映像がカッコいいと思ってたんですよね~。