無機は「有機じゃない」

2021/09/13

日々雑感

無機って何だろう?」というのが今日のオハナシ。 

無機。その反対は有機です。
この2つ、一般的に一番分かりやすい見分け方は…

 簡単ですよ。燃やすこと。

燃やして灰になるのが有機物なんです。


漆喰に限らず、建築材料では「無機だから長持ち」というオハナシが多いんです。
例えば 「無機のシリコンだから劣化しない」などのようにキャッチコピーが使われていますね。と、いうことは燃えない無機物だから長持ちするって言いたいわけですよね?

ですが…古来より使われてきた「木材」。

これは燃えるから有機。
けれども、既に1000年以上長持ちしているものがあるんです。


一概に「有機」「無機」というだけで判断できないということですね。
農作物は…有機がお好みですかね?

ちなみに豆知識。

有機と無機、英語で何というかご存知ですか?

有機は耳慣れた言葉です。
 organic(=オーガニック)ですね。
 無機は… inorganic。

「有機じゃない」という意味合いのようです。

さあ、無機と有機。どちらが優れていると思いますか?