舟屋の風景

2022/05/02

日々雑感

出かけられない連休、どこへ行こうと思ってましたか?

関西からどこかへ…と、ご紹介するのがコチラ「京都府 伊根町」。憶えていらっしゃるかたは、NHKの朝ドラ「ええにょぼ」の舞台となった町といえば、ピンと来るのでしょうか?

とにもかくにも、ご覧のとおりの海の町。風景の美しい町です。


そして、伊根町といえば有名な「舟屋」。
海に面したほとんどの家屋が妻入りで、一階が車庫のようになっています。




で、近寄ってみればご覧のとおり。

「舟屋」は名の通り、船の小屋がそのまま住まいになったもの。
海から直接、家に船を着けられるんです。


よく見ると、一つ一つの家のカタチも新しさも、それぞれ違います。
さらに、ほとんど空き家が無いようですね。どの家もまだまだ「現役」で使われていることが、また、素晴らしいことだと思います。


船が居並ぶ湾内を見ても、まだまだ漁師さんが元気そうな様子です。


と、町はずれでは木造船が製作中。
船大工さんの残っていることにも感動です。


伊根は京都と大陸とをつなぐ交易の港として、大変古い歴史がある場所です。伝説としては、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の薬を求めてやってきたとか。

というわけで、一度は訪れてみたい「伊根の舟屋群」。
京都駅からクルマで約130キロ。約2時間30分の道のりです。