引っ越しのハードルを下げてほしい

2023/02/11

日々雑感

2012年、2015年、2020年と転勤でもないのに引っ越した私です。

私の事情はともかくとして、住まいを探すには不動産屋さんですよね?!
でも、それだと面白くないんです、いろいろと。

思い返せば2012年の2月、自らの引っ越し先を探し始めたのを契機に、貸家として流通していない空き家を「放置民家」と勝手に名づけ、イロイロと考えを巡らせました。

といわけで、当時のオハナシを振り返ります。


引っ越し先を探すワタクシ。

私が新居として暮らすのですが…これがなかなかどうして大変です。


これまで一人暮らしで住んだのは、安い木造のアパートから鉄筋コンクリートのマンション、小さな一戸建て…気が付けば14回ほど引越ししています(笑)

実は高校生の頃から下宿を始めて一人暮らし。九州に戻ってからは、しばらく親元に居たんです。

で、久しぶりのお部屋探し…と思い立ちながら考えました。

全国で様々な対策が取られ始めている「空き家問題」。

私の住む大分でもそれは軽微な問題ではありません。日本中に不動産会社の管理物件になっていない空き家が、過疎地域を中心に、かなりの数が存在するんです。

これを勝手に「放置民家」と呼ぶことにしました。

この「放置民家」になんとか住めないものか?
まずは私の住まい探し、そのチャレンジです。

私が住む大分県。「地方」の多分に漏れず、ほとんどの市町村が過疎であるか、過疎地域を含んでいます。要は人が減っているということです。

2008年の統計調査によれば大分県の住宅総数は約55万戸。うち空き家は約8万戸。空き家率でみると100軒に14軒が空き家ということになります。

不動産屋さんがそれら全ての物件を管理しているわけもなく、また、家の持ち主が管理できているわけもありませんので家は…腐っていくばかりなのです。

で、問題となっているのが空き家の廃屋化ですね。

単なるデカいだけのゴミとなってしまった建物が、ご近所に多大なる迷惑をかけているわけです。


大分県では2012年10月の国東市のものをはじめとした各市町村条例として、いわゆる空き家条例が施行され始めました。

2012年10月;「市空き家の適正管理条例」・国東市
2013年01月;「中津市空き家等の適正管理に関する条例」・中津市
2013年04月;「豊後高田市空き家等の適正管理に関する条例」・豊後高田市

ならば「腐る前に、タダとは言わないが安く貸してくれたら嬉しいな~。」
というのが私の当初の想い。

実際、すぐには出てきませんが、少しずつ不動産屋さん以外の方から「空き家」の紹介があったわけです。

この続きはまた後日。



というお話でした。
またいつか、どこかいいトコロが見つかれば引っ越すかもしれませんね。