数年前の発見なのですが…
「うわっ 気づかなかったな~」と気づいたのが この塗り壁。
私の見立てでは、サンアートという材料で、昭和50年に塗られたものです。
この水系多彩仕上材が我が国で初めて販売されたのが昭和49年のことですから…凄いですね。初期の初期に塗られた施工現場ということです。
実はこのカベ、私の実家なんです。
40年以上見てきたはずなのですが、最近になってようやく気付いた有様。
…かなり反省。
このサンアート、現在は当時のメーカーさんからは販売されていませんが、類似の多彩仕上げ材はいまだに左官、塗装、各業種にて使われています。
マニアックな左官さんがいればご存知かもしれませんが、左官の聖地?、静岡県松崎町にある伊豆の長八美術館の内装に使われていることでも知られていますね。
美術館を訪れた際には是非、探してみてくださいね。