夏を前に、何かと話題になるのが長洲(ながす)そうめんです。
海に面した長洲。地元の小麦で、伝統製法。海風と太陽にさらされて造られるんだそうです。そうめんのメジャー、小豆島、島原などと同じ条件が揃っているわけですね。
恥ずかしながら、大分県内で麺の産地があったこと、最近まで知りませんでした。
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もう一ランク上の方が美味い?そうですね。
さらにめずらしいのが「海老つゆ」です。
昆布ダシ、しいたけダシ、カツオだし、アゴだし…色々なダシがありますが、海老のダシつゆというのは珍しいのではないでしょうか?
こちらも長洲の特産。赤海老の干しエビなのですが、地元では「勝ちえび」と呼ばれています。宇佐神宮参拝の縁起物としてお土産にもなっていますね。干されてうま味の増した海老からとったダシ醤油。麺といっしょに啜り込むと、じんわり海老の風味が広がります。
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…と、食べ物のオハナシだけで終わるつもりはありません(笑)
ちゃんと地域の産物から、伝統素材がわかるんです。
- 麺類があるということは、麦わらやフスマがあるということ。
- 海老がたくさん取れるということは、海藻が豊かに茂る海があるということ。
…ほら、食べ物の話だけじゃないでしょう?(笑)