フシアナ。「お前の眼はフシアナか~!」のフシアナです。
それでも「節穴」というものがどんなものか想像つかない方もいるかもしれません。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgX6igFfEDqZSb2yZ0HTUO3b9fjG5nG1fTlmRFFzt5D3RChUSdhvmwQEJRryqNPROX6E0AGqzoJGyiPbUZS6NQ2OKrolGcCkHGS4qWoZgyh6alYd9m1UWiX6dkmhl0es8H7SzjKn2hyphenhyphenbh4r/w640-h426/7210267.jpg)
これがどうやって出来るのか…?
樹木には必ず枝が生えますね。その部分なんですよ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgn9fdNygqiLT_0b18PAigss3ef5mPXhu2bArOfj3xX3e2BxwrGYfKNOQvvIk7D9pk4T2GD1WHQOB5UWqIA9KMSH-uy38oAS22jnm7kAkQ39dRP_HUrCj8M0z-TAmusE_5azYt9mGNM3ssM/w640-h480/a1130_000163_m.jpg)
成長した木を切り出して、木材として使う際に枝があった場所には節(ふし)が残ります。
![伝統素材を伝承していくために](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkLoWy-zef8qKKCERUW_-OCJojF-A5lI1yD2Rj1EvTCJhtPHIQ9Z2fvA4U2L95kSS-Hh85QM7MU5dlGhFBPpxNXjng7R61FftuHRto7_bltteUI3rtT0nnRfUBomh_AuxH0obriYh8ifE/w640-h425/blog_import_4ff2b6a5dac55.jpg)
ところが、キレイな節として残る部分は、最後まで枝が残っていた部分。
逆に、日があたらなくなり枯れ落ちてしまった枝があった部分は、木の細胞がちゃんと繋がっていないため、節が抜け落ちてしまうことがあります。
それが死に節。その穴が節穴になるんです。
じゃあ死に節がある木材は使えない?
そんなことはありません。その際には穴と同じ大きさに削った木を穴に埋め込みます。これを「埋め木」といいます。