おおいたは真竹も日本一
おおいたは温泉だけでなく、真竹の面積、生産量と共に日本一だそうです。温泉地でも竹細工が作られていますものね。
建築の「築」という文字は竹と土と瓦と木で構成されているというハナシがありますね。
その字源のハナシの信憑性は別として、
今日は「竹」のオハナシ
以前もお伝えしましたが、建築に使われる竹…奥が深いのでさわりダケを。竹の種類も数多いのですが、古くから好んで使われてきたのは真竹(マダケ)。中国原産とも日本に自生していたともいわれています。肉厚で弾力や強度に優れているほか、他の竹と比べて虫がつきにくい(?)とも聞いたことがあります。
その他、孟宗竹(モウソウチク)、淡竹(ハチク =呉竹)といったところでしょうか?
建築や住まいでの用途としては、土壁の骨組み下地となる竹小舞、藁葺き屋根の下葺き材、床材や網代天井の材料になることもありますね。さらにはすだれや竹かごなどの室礼の素材としても。
身近にあり、入手も加工も簡単な素材として重宝されてきたわけです。
けれど、最近、身の回りに竹製品ってありますか?
その需要の低下も原因の一つで、全国で竹林の荒廃が問題になっています。
各地で行われている竹の灯りイベントも、その対策で始められたものが多いんです。
→ 竹田市 たけた竹灯篭 竹楽
…他人事じゃないんですよね。
「いやいや、最近竹の割りばし使ってるよ」という方も多いことでしょう。
でも、それ、輸入品かもしれません。
身近な存在であるはずの竹。
けれど、いつのまにか「問題」なっていることを意識せねばなりません。