グリーン建築推進協議会 北信越地区会員大会

2013/10/12

協会の活動

本日は福井県でグリーン建築推進協議会(古民家再生協会全国連絡会議)の北信越地区会員大会が行われています。

会場は…会員さんの展示場。
地元でこだわりの工務店をとして知られる松田工務店さんの「住まいの資料館」。地元の素材、伝統素材が展示され、様々な住まいづくりへのこだわりがそこかしこにあります。


さて、先日もお伝えした通り、この北信越地区大会での記念講演は石森修一郎氏をお迎えして
  「平成の世に悠久の時を越え四層四階の木造天守閣が威風堂々とした往年の姿で甦った」

と題して、平成16年に竣工した愛媛県の大洲城のオハナシ。




木の伝統建築の深淵にある様々なお話を、包み隠さず…大変興味深いオハナシ。


聴き入る参加者の背中も微動だにしません。
誰もが大変熱心に。とても参考になる、経験に則ったお話でした。


加えて基調講演。

一般社団法人古民家を災害から守る地盤診断機構の田中代表理事より、「地盤診断システム」の説明。コチラは古民家鑑定にオプションとして加えられていくのですが、そこにあるのは「古民家を守る」だけでなく、もっともっと一般消費者の方々にも知っていただきたい、命を守る大切な考え方です。


そして、もう一つの基調講演は古民家の防腐防虫対策について。
一般社団法人伝統建築防腐防虫対策協会の永嶺代表理事からのお話は…これまでの防虫の常識が誤った常識であったことに気づかされます。


明日は三重県で中部地区の会員さんが集い、地区会員大会が開催されます。
その後は関東、北海道、東北、中四国と各地区へ。

ご興味を持った方は、各主管団体へご相談くださいね。
http://www.g-cpc.org/topics/997.html