私たちが伝承するコト

2010/11/27

伝統素材

最近、良く聞かれるのが

 「伝統工法の研究、大変じゃないですか?」
 「伝統技術、そう簡単に学んで説明できるものじゃないでしょう?」

という質問。

仰るとおりです。
我が国に古来から伝わる、工法も技術も一朝一夕ではありません。

そして、それらの研究や保存のために活動しておられる先達が
我が国には数多くいらっしゃいます。


ところが…私ども一般社団法人伝統素材伝承支援協会は
素材の伝承のために活動する協会なのです。

伝統素材、またはその原料を生産する方々の支援、
またはそれらを求める方々の支援。

「ここにある」
「今にも失われそうだ」


「最近は需要が無いのでどうしても品質が落ちている」
「昔はもっと質の良い素材が手に入ったのに」

両者のお助けとともに、素材を後世に残していく活動。
今後は全国の古民家再生協会のネットワークも生かし、
全国各地の伝統素材を出来る限りお伝えし、その流通を促すことで
結果的に伝統素材の生産が存続することに繋がれば…と考えています。

知っていますか?
すでに「ちゃんとしたワラ」すら入手困難になっているのですよ。


伝統建築物は伝統技術をもって守られます。
古民家も伝統のカタマリですね。

当協会が行っていることは「工法や技術ではなく、素材を守ること」。
それを守ることで、工法や技術伝承のお手伝いになればと思っています。