檜皮葺きが命を救う

2010/12/14

伝統素材

出雲大社さんの檜皮葺(ひわだぶき)の屋根に使われた檜皮が
調湿用の炭にされ、島根大医学部付属病院の

病室の天井裏に使われるそうです。
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出雲大社さんといえば因幡の白ウサギ。

傷を負った白ウサギを助けたのが、大国主命ですね。
医学の祖としても祭られています。

そして、今回使われた檜皮は大社さんの中の
天前社(あまさきのやしろ)のものだそうです。


Flickr/Wikipedia

伝統素材を伝承していくために

天前社には

蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)と
蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)が祭られています。
この二女神が火傷した大国主命の治療をおこなったのだそうです。

ということで、
病気療養に大変効能のありそうな炭ですね。

檜皮の新たな再利用?ちょっと嬉しい話だとおもいます。