姫路城の平成の大修理に伴い、大天守を覆い隠す素屋根のことです。
(c) grandpa |写真素材 PIXTA
実際の公開は来年3月からですが、先ごろマスコミ向けの公開がありました。
やはり傷みが激しかったようですね。
昭和の大修理で大天守にかけられた年数は1956年から1964年。
約50年でかなりの傷みです。
一般の住宅などと違い、高層建築物であることも影響しているのでしょうが
やはりお城でもしっかりと修理を繰り返さなければ
キレイな状態は保てないのです。
漆喰を塗ったお城は何百年もキレイなまま
…などというキャッチコピーにだまされていませんか?
お手入れを繰り返すことでキレイな姿を保ち続けている。というのが正解です。
ただ、現代の建築物や建材と違い、「造り直せる」。
それが伝統建築の魅力です。