おおっ 正倉院までもが…

2010/12/17

古民家鑑定士

またもや奈良からホットニュースです。
script_topilog,http://jss.afpbb.com/mbsv/sdata/medianewsdelivery/msnsankei/ameba/js/utf8/110060000/b3dacd4769bfe65518a2788da5a04306_1a7cd17aaef20547181c59cf7c07e966.js

1300年祭が終わろうとしている奈良。
これで終わりではないのですね。

正倉院さんの100年ぶりの改修。
「正倉院」は奈良時代からの宝物倉庫。
校倉造(あぜくらづくり)で有名ですね。
伝統素材を伝承していくために

校倉造は奈良時代から遺されてきた伝統的な建築様式。
横に交互に組み合わされた木材の収縮のおかげで
内部の湿気もコントロールされる…と小学生の時に習った思い出が。

当時から伝えられる「倉庫」はこの様式のものが多いですね。
写真は唐招提寺さんの経蔵。これも校倉造です。

また、建物は「国宝」なのですが、
中に収蔵されているものは国宝ではないのです。
すべて「皇室用財産」なのだそうです。


さて今回の大修理、すっぽりと覆う素屋根が組まれたあと、
屋根瓦の葺き替えだけでなく、小屋組の改修まで。
平成24年には一般公開も?

とても楽しみですね。