またもや奈良からホットニュースです。
1300年祭が終わろうとしている奈良。
これで終わりではないのですね。
正倉院さんの100年ぶりの改修。
「正倉院」は奈良時代からの宝物倉庫。
校倉造(あぜくらづくり)で有名ですね。
校倉造は奈良時代から遺されてきた伝統的な建築様式。
横に交互に組み合わされた木材の収縮のおかげで
内部の湿気もコントロールされる…と小学生の時に習った思い出が。
当時から伝えられる「倉庫」はこの様式のものが多いですね。
写真は唐招提寺さんの経蔵。これも校倉造です。
また、建物は「国宝」なのですが、
中に収蔵されているものは国宝ではないのです。
すべて「皇室用財産」なのだそうです。
さて今回の大修理、すっぽりと覆う素屋根が組まれたあと、
屋根瓦の葺き替えだけでなく、小屋組の改修まで。
平成24年には一般公開も?
とても楽しみですね。