手紙を認める

2011/01/16

伝統素材

「手紙を認める

「てがみをみとめる」と読んだ方、間違いです。
「てがみをしたためる」と読むべきです。


��010年10月の国連発表では、世界の人口は約69億人。

そして下記のニュースにある通り、

昨年発信されたメールは約107兆本だったそうです。
そのうち89.1%がスパムメールだったということですから、
実際にちゃんとやり取りされたメールは約11兆6千6百30億件。
script_afpbb_news,http://jss.afpbb.com/sdata/newsdelivery/ameba/js/utf8/6669000/f5cf41793fa0e8c6f4da28e88e2ffea4.js

人口で割り返すと、世界平均で
1年に一人当たり1700件近いメールを送信したことになります。

凄い数ですね。
ご自分はいかがですか?
昨年、何件メールしたか?数えていますか?

「メール」というコミュニケーション手段。
それは昔ながらの心をつなぐ手紙であり、
また、ハートの記号1つだけの感情を伝えるものでもあるわけです。

でも、それはメールの話。



「お手紙」書いてますか?
年に一度、儀礼的な年賀状だけという方がほとんどではないでしょうか?

メールの代わりにちょっと一言。
添えるだけで心が伝わるのが「手紙」だと思っています。

でも、なかなか書く機会が少ないですよね。

私は「機会」を作るため、ちょっとした工夫をしています。
それが一筆箋(いっぴつせん)


ツイッターと同じく、数行のコトバだけを書ける便箋。
それとお気に入りの万年筆。
伝統素材を伝承していくために

誰かへの手紙や贈り物に添えて。
ちょっと寄ったけど、不在だったお客様へのご挨拶。
…キモチが込められますよね。

だからできる限り「書く」ということを大切にしようと思っています。