春が始まります

2011/02/03

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節分です。

豆はまきましたか?
最近は巻き寿司を食べるのも流行って?いますね。

あこがれの奈良では春日大社さんで節分万燈籠が行われました。 写真素材 PIXTA
(c) ばし写真素材 PIXTA


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さて、「節分」の意味ちゃんと理解していますか? 読んで字のごとし。
 季節を分けると書くのです。
 だから冬と春を分ける日
 明日から春なのです。

春の始まりの日は? 「立春」ですね。節分の翌日は立春となるのです。

では、立春とは? 春の始まる日です。 お正月に新春ということ、なんだか違和感がありますよね?
 
奥の細道の冒頭、覚えていますか?

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。
年が暮れて、すぐ春?と思いませんでしたか?
そう。元々の正月は春の始まりだったのです。
本来は「立春=元日」という考え方なのです。
だから春。


春が始まります。
花粉症も始まります。