日本は世界2位の森林国

2011/03/01

古民家鑑定士

昨日まで北関東を歴訪しておりましたが…

今回、どうしても近寄れなかった場所があります。
それが「日光」。

まあ。仕事の要件がないのもありますが、それ以外にもっと重大な理由が。

日光と云えば?
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(c) りばお |写真素材 PIXTA


 日光東照宮、中禅寺湖、華厳の滝、日光ゆば、たまり漬け…
 そして日光杉。


日光の杉は、徳川家による造営の際に約20万本が植えられ
現在の日光杉並木が造られていったわけですが、
それを中心としてさらに多くの杉が植えられ、
日光の樹といえば「杉」となったわけです。

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(c) misaken |写真素材 PIXTA

この時期で「杉」。あまりにも危険すぎます。
ワタシの同志も数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 スギ花粉症。

実は日光が発祥といわれています。
1960年代に初めてスギ花粉症の症例が認められたのが日光。
ただ、杉が多いから花粉症になりやすいわけではないことは
様々なメディアで知られていますね。

 工場や車の排気ガスによる大気汚染
 欧米化した食生活
 ストレスなどの多い生活環境

スギ花粉症は国際的にも、発展していない国では起きていないそうです。
やはり、私たちの現在の生活があるべき姿ではないということでしょうか?


もう一つ、大きな原因は戦後に行われた杉の拡大造林。
昭和30年代に多く植えられた杉が成長し、40年ほどで成木となり
花粉をばらまき始めるわけです。

だから流行り始めたのが近年なわけで…と云いたいところですが
さらにもう一つ。

林業の低迷による手入れ不足も大きな原因だそうですね。
枝打ちもせず伸び放題の杉林が放置されている現在。

我が国は森林率7割という世界で2番目の森林国でありながら
自給率は2割程度。

 安い外材を使い、国内の森林資源はほったらかし。

それが招いた病気なのかもしれません。