震災以降、直接被害のなかった地域にも様々な「影響」が出始めています。
と言うと、ガソリンや食品などを連想しそうですが、そうではありません。
私が直面している中で、一番大きなものは物流。
モノが動かない。
ガソリンだけの問題ではなく、通常以上にモノが動いていることにより
物流が定期的に動いていたものを受け入れられない。
それが原料であればモノが作れない。
当然、加工して作られる食べモノも作れない。
無いからある場所から送る…
悪循環がすでに始まっています。
建設関係者にとっては既に大問題になっているのが
仮設などのために資材が必要だからという国からの出荷制限通達と
被災と物流停止による設備機器や資材などの供給停止。
家を作る資材が無いのです。
東に無いなら西から取り寄せ…ということが出来ない。
モノがどこにあるのかも分からない。
ツイッターには被災地の声だけでなく
「このままでは家が建てられない」「マンションが完成しない」との
全国から寄せられた、悲痛な建築業者さんの声で溢れています。
さらなる悪循環。
家が建たねば、それに関わる様々な職種の仕事も停まる。
良くも悪くも我が国は建設業の状態が景気に大きく影響します。
最も大きな買い物が「家」なのですから。
復興の景気?
それはまだまだ先の話だと考えます。
大きな被害を受けた地域。
それを取り囲む、復旧が必要な地域。
さらにそれを取り囲む被害のなかった地域。
被害のなかった地域の経済が止まれば復旧も復興も不可能です。
このままであれば…。
冒頭の記事のように、一時的に移っていただくことも有力な手段でしょう。
ワタシの住む大分県でも、少しずつ被災者の受け入れが始まりました。
安定した地域に新たな生活。
そちらの方が景気を刺激する引き金にもなるかと思うのですが…。