命をいただいて生きる

2011/06/11

伝統素材

調査捕鯨団の出港。
反捕鯨団体の妨害激化の為控えていた壮行式を久しぶりに…。

以下記事(スマホでは表示されません)
script_topilog,http://jss.afpbb.com/mbsv/sdata/medianewsdelivery/msnsankei/ameba/js/utf8/110092000/480e2c87da0df2573fd07939ca1bf92a_1a7cd17aaef20547181c59cf7c07e966.js

私たちの文化は様々な「命」を犠牲にして成り立っています。

食はいのちをいただくもの。
住まいの素材は「樹」を切って木材にするところから始まります。

そして衣服もそうですね。
高級な「シルク」。絹は蚕(かいこ)のマユから作られるのです。
原料となる多くのマユ。
写真素材 PIXTA
(c) Toshi 写真素材 PIXTA


その蚕は成虫になる前にすべて殺すわけです。
また、皮製品は牛や馬や豚を殺して得られたものがほとんど。

写真素材 PIXTA
(c) オトゴー 写真素材 PIXTA

そしてクジラ。
もともと我が国よりも欧米各国の方がクジラを「採って」いたのです。


写真素材 PIXTA
(c) MASA写真素材 PIXTA 


目的はクジラからとれる「鯨油」のため。
そもそも「食用」が主な目的であった日本とは全く目的が異なります。
肉以外の部分も余すところなく様々な用途に用いられていたのです。

「捕鯨」が善か悪か、そんなことを言うつもりはありません。

ただ、私たちの暮らしはクジラに限らず
様々な命の賜物だということを改めて認識すべきだと思います。