「つなぐ」ということ

2012/01/02

古民家鑑定士

「駅伝」。 観てますか?

(c) pepeストック写真 PIXTA

私たちがテレビなどでよく観る「駅伝」は正しくは駅伝競走。

1917年4月に行われた「東海道五十三次駅伝競走」がはじまりとされています。
出発は京都の三条大橋。ゴールは東京上野の不忍池。
…復活したら見応えありそうですね。

さて、「駅伝」。
もともとは7世紀、飛鳥時代に作られた情報伝達システムです。
様々な形態がありますが、内容は「駅伝競争」をイメージすると分かりやすいです。
区間ごとにおかれた駅単位で人や文書をタスキのように受け渡していたわけですね。
後の「飛脚」もその制度を受け継いだもの。

さらに言えば現代のインターネットも、膨大のデータが
いくつもの経由地で受け渡されて出来上がったものです。

(c) TAKUMI-CGイラスト素材 PIXTA


ですが…時代やカタチが変わっても「つなぎたい」コトって
やっぱり「人の気持ち」ですよね?

(c) 佐藤ポンイラスト素材 PIXTA