癒しの里と情報化社会

2012/01/03

古民家鑑定士

静岡県 川根本町。
町のキャッチフレーズは「水と森の番人が創る癒しの里」

http://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/

コトバの通り、自然と人々の暮らしが織りなす
素晴らしい景観が有名な場所です。


(c) ハマキビレ画像素材 PIXTA
そこで、光ファイバー網の整備事業でトラブル???(以下記事 ケータイでは表示されません)




script_topilog,http://jss.afpbb.com/mbsv/sdata/medianewsdelivery/msnsankei/ameba/js/utf8/110128000/8e826f608b392e478b9c81982d0e54c6_1a7cd17aaef20547181c59cf7c07e966.js

実際には「情報化」への反対ではなく、事業の運営に端を発するトラブルだそうです。
揉め事はヒトにあったようですね。

さて…実際、イメージが難しいですよね。
古き良き町並みの中にブロードバンド。古民家の中でクラウドコンピューティング。
時代の要求は「社会的劣化」を促してしまうんです。

これまで不便でなかったはずの暮らし。
その周辺に「さらに便利」な環境が出来た瞬間、その暮らしは「時代遅れ」とされ
広義でいうところの「劣化」をみることになります。
ただ、その劣化は暮らす人々の自覚によるものであることには変わりありません。

ある方の言葉によれば「古民家」の境界線は電気だとのこと。
電気が使われる住まい。電気が引き込まれた住まい。
…それらは古民家とは呼べないのではないか?ということ。

なるほど。確かに。

便利な古民家は古民家と呼べないのかもしれません。


最後に…川根のことなら俺に聞け!
と本人は言ってませんが、言ってくれそうなのが
静岡県古民家再生協会 富田代表理事。
協会事務所は渦中の川根本町にあります。

http://www.kominka-shizuoka.com/
静岡の古民家ならコチラに相談してみてくださいね。