放置民家に住もう その2

2012/02/13

古民家鑑定士 放置民家

空き家でなおかつ賃貸されていない物件。
これを昨日(2012年2月12日)より、勝手に「放置民家」と呼んでいます。 

まずは私どもの活動を改めてご紹介。


古民家 民家 無償貸与」マッチング活動 。

私たちグリーン建築推進協議会は全国会員の協力によって
東日本大震災で被災された方へ無償住宅を支援するプロジェクトを継続しています。

全国から寄せられる厚意。
空き民家のオーナー様から一定期間住まいを無償で貸与いただけるお声をいただき、
それを紹介しております。

お困りの方の為に家主様がタダで貸していただける住まい。

貸していただける住まいは、
各地の古民家鑑定士がボランティアで安全確認のために無償で鑑定を行っています。
その鑑定により安全が確認されたところでインターネットサイト「民家ねっと」に
確認済みのリストアップを行っています。

 民家ねっとhttp://shien.kominka.net/ 


全国へ呼び掛けた私たちも驚くほどの物件数。そしてそれは北海道から九州までの全国から。
お借りになりたい物件の相談をご希望される方は
フリーダイヤル0120-923-043
または民家ねっとhttp://shien.kominka.net/でご覧になった物件の
担当ボランティアへ直接お電話下さい。
オーナー様とのお引き合わせを致します。

私たちは斡旋業者ではありません。
本件は無償で貸していただけるオーナーさまと
避難住宅を探していらっしゃる被災者の方をマッチングすることが目的。
全て無償で行っております。


また、住まいを無償で貸していただけるオーナー様につきましても、
同様に民家ねっとにてお申し出いただけますようお願い申し上げます。
皆様の御厚意で多くの笑顔が生まれます。



この活動を通してグリーン建築推進協議会には
全国から多くのご相談が寄せられました。
…空き家を所有している方々が、国内には数多くいらっしゃるのです。

そして、その住まいは「賃貸物件」で無いものも多く含まれていました。
不動産屋さんを通じて「物件」として流通していない空き家が各地に。

ご紹介した「無償貸与」でなくとも、「もったいない」オハナシなのです。

しかし…何故、空き家のままなのでしょうか?